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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年07月16日

サーマルを妄想します(画像は公表資料より)

NVなどを使用すると、やはり気になるところはサーマルです。
you tubeなどで動画もありますが、実際自分の目で見ない限り、正しい論評は難しいところではないでしょうか?

といっても、サーマル自体、「どこで売っているの?」、「誰でも買えるの?」などといった基本的な疑問から入ります。

国内販売業者までたどり着いたとしても、購入には本人確認だけでなく、「公官庁のみ」、「問い合わせください。」などハードルが高く、そもそも、価格がどれくらいなのかも予想がつきにくい状況でもあります。

・・・・が、NVをもつ前は、NV持ったら最強!と夢見た方も少なくはないでしょう。が、入手すると手に入れた機種の性能も勿論ですが、使用環境も結構条件がシビアな面が出てきます。サーマルはどうか?
昼夜を問わず使用可能、対光については無関係など、NVからみればさらに夢が広がります。
といっても、実際に使っていないので、なんとも言えません。

しかし、サーマル・スコープと言いましょうか。これ自体海外では結構機種が多く、また、国内においても使用されているところは意外に多く、いつかは手軽に手に入れることができればと「妄想」してしまいます。
1)

サーマルの性能を大方でよいのであればセンサーの画素と、それに対する液晶の表示画素で判断できます。
同じセンサーでも、スコープ前に設置するものや、センサー自体の性能が追随すればより画素数の高い液晶を使用することがあります。
mx-1のセンサ画素数は、160×120
湾岸でも使用されたmx-1及びmx1αの民生版はxp100です。ただ、現在、性能がアップしており、xp150、200へグレードアップしています。また、形が違うものとなりますがmx-2というバージョンがすでに流通しています。
コンパクトで、扱いやすいですが、やはり画素数がネックであり、目的をもった捜索というより、観測・監視として使用するクラスと考えます。

2)

画素数は4倍の密度の320×280です。
現在の主流といえるクラスです。このクラスになって、一般的に動画で見るクラスになったといえます。写真のpas13c(ショートレンジ)は軽量であるとともにコントラストがハッキリとしており、一般隊員として非常に使いやすいものといえます。

3)

pas13d(ミドルレンジ)です。このクラスになると画素数が640×480となり、なめらかな絵作りをしてくれます。しかしながら、いわゆるスナイパー用としても使用できるため調整機能が多くあるのですが、環境に応じて適時調整しなければ、納得のいく画像を得られません。推測ですが、このpas13d(ミドルレンジ)は液晶表示を白黒調だけでなく、他の色に変換できるよう、カラーになっています。私自身これが災いして、色合いのコントラストを弱めてしまっているのではと思っています。
といっても、先の述べたように、しっかり調整すれば非常に繊細な画像を提供してくれるのも事実です。
しかし、この画素数で、しっかりとした絵作りが好みであるなら、pas13c(ミドルレンジ)が妥当な線かと思ってしまします。  


Posted by C2sig  at 01:00Comments(0)C-エリア